【特集】パシフィックコーヒー

パシフィック・コーヒーが取り扱うのは、世界的に人気の高い観光地であるフィジーで生産されたコーヒー。
海外への輸出量はまだ少なく、日本でこのコーヒーが味わえるのはここだけ!という希少な一品です。

手作業で栽培されたコーヒーは、上品で落ち着いた香りと、苦味と酸味のバランスの良さが特徴。
煎り度合いの違う3種類の豆と、手軽に楽しめるドリップバッグから用途やシーンに合わせて楽しむことができます。
3種入りのセットもあるので、贈り物にもおすすめです。

コーヒー豆は焙煎することによって酸味、甘味、苦味などの味や香りが生まれます。
深煎りの「シンガトカ ダーク・ロースト」は、
ダークチョコレートやローストしたナッツの風味が感じられ、
コクのある味わいで苦味や渋みも楽しめます。
中煎りの「シンガトカ ミディアム・ロースト」は、
シルキーな口当たりで酸味は控えめ。まろやかな旨味が広がります。
浅煎りの「シンガトカ ライト・ロースト」は、
紅茶のような淡い色合いと爽やかな飲み口が特徴。
苦味は控えめで、ドライトマトやマンゴー、
ミルクキャラメルのような香りに上品なコク、爽やかな後味も魅力です。
煎り度合いの違う3種類から好みの味わいを見つけてみるのも楽しみのひとつです。

集中力を高めたいときや眠気覚ましとしても飲むことが多いコーヒーですが、
“アロマ”としても注目が集まっています。
コーヒーの香りにはリラックス効果があり、嗅ぐと脳からα波が出るのだそう。
焙煎されたコーヒーは味と香りがより引き出され、その効果も高まるとされています。
インスタントコーヒーや缶コーヒーなどとは一味違い、
心と体に嬉しい作用をもたらしてくれて楽しみ方が広がります。

実は、フィジーのコーヒー産業は10年ほど前に始まったばかり。
イギリス植民地時代に植えられたコーヒーの木が野生化しているものが2000年代に発見されたことから、
2011年から本格的に再生され始めているのだそう。

温暖な気候や豊かな土壌に育まれたコーヒー豆は、数軒の農家が手作業で栽培されています。
そのため生産量は非常に少なく、国外への輸出も日本が初めて。
手間ひまかけて栽培することで、高い品質と深い味わいが保たれているのです。

2020年に国交樹立50年の節目の年を迎えたフィジーと日本。
パシフィック・コーヒーを運営する一般社団法人BULAVITYでは、
コーヒー産業がこの先50年・100年続く産業となり、
両国の友好関係の強化や現地の雇用確保、持続可能な社会の実現に向けて
さまざまな事業を行っています。

パシフィック・コーヒーの収益の一部は、
太平洋地域の農園整備や拡大、新規就農者への教育に使われるなど、
コーヒーを通してフィジーを知るきっかけとなっています。