能登半島から「安心」と「美味しい」をお届けする  山燕庵

山燕庵(さんえんあん)では、独自の自然循環型の農法で、安全と美味しさを追求した農産物を生産しています。「自然の営みの中で生かされている事を感じることこそ、豊かな生き方につながる」という考えを大切にしており、都会にいながら自然を感じられるような、時代に合った商品の提案を続けています。 そんな山燕庵の代表・杉原晋一さんに、商品の誕生秘話やこだわりなどについてお話を伺いました。


食味検査で最高評価!「コシヒカリアモーレ」

 

食味検査で最高評価のSランクを獲得している、山燕庵のブランド米「コシヒカリアモーレ」。石川県能登半島の清涼な水と豊かな土壌から作られるこのコシヒカリは、自然循環型の農法で、その土地に生息する微生物の力で活性化させた完熟堆肥を使用しています。農作物に含まれる窒素をできるだけ少なくすることにより、作物本来の旨味を引き出しました。フワフワもっちりした美味しいお米です。

特徴的な名前の由来

「コシヒカリアモーレ」という特徴的な名前は、無印良品の名付け親でもあるライターの日暮真三さんによるネーミング。”アモーレ”はイタリア語で”愛”。情熱を込めて作っているお米という意味と、愛情や優しさが込めたられた印象的な名前です。

美味しく炊くコツ

玄米は浸水を十分にさせることが重要です。一晩(5~6時間)水に浸けることで、硬い・ボソボソするというイメージがある玄米が苦手な方にも食べやすい柔らかな仕上がりになります。玄米は白米と違って、よく噛まないと甘みが出てきません。炊く際に昆布一切れと塩をひとつまみ入れることで、旨味が強調されより食べやすくなります。白米はいつも通りに炊いて食べるのが一番。甘みがとても強く、単一米で味がはっきりしているので、ご飯に合わせる全ての料理が美味しくなります。

「コシヒカリアモーレ」に合うご飯のお供

もちろんどんなお料理にも合いますが、中でも杉原さんのおすすめはカレー。カレーに負けない美味しいお米なので、ぜひお試しください。

 

ノンアルコール玄米甘酒「玄米がユメヲミタ」

 玄米と米麴のみで作られている、ノンアルコールの玄米甘酒です。山燕庵のブランド米「コシヒカリアモーレ石川県産玄米」を使用しており、クリーミーは舌触りと優しい甘みが特徴です。発酵で生まれた甘みだけで、お砂糖は一切入れていません。玄米の栄養素をそのまま取り入れることができ、その上麹が栄養分を発酵して分解してくれるので、からだに吸収されやすい状態になっています。大人はもちろん、お子さまにも人気の高い発酵飲料です。

インパクトたっぷりのネーミング

気になるのは「玄米がユメヲミタ」という斬新なネーミング。杉原さんによると、”ユメ”には二つの意味が込められているという。「お米を一晩寝かせてあげる、夢を見せてあげると、甘酒になります。通称一夜酒とも呼ばれています。また、農家としての”夢”が託されています。この甘酒で、震災からの苦しみから脱却し、良いお米を日本中に広める、そして自然循環の土地を守り、広げるんだ!という夢です」

「玄米がユメヲミタ」は甘酒ですが、商品名に”甘酒”という単語は使われていません。アルコール飲料と勘違いされてしまうことを避けること、そして古臭いイメージを感じさせないことが目的でした。まずは名前で良いイメージ、インパクトを与えることを最優先に考え、他商品との差別化を意識したそうです。また、カタカナ表記にすることでより優しくインパクトのある名前に。一度聞いたら忘れない、ユニークな商品名が、多くの人々からの注目を集める理由の一つでもあるのです。

珍しい”玄米”甘酒

お米本来の旨味と栄養は玄米に詰まっています。甘さが強い白米に対し、旨味が圧倒的に多い玄米は味もとても美味しいのです。杉原さんが試飲をした際、発酵をお願いしている味噌蔵の作る玄米甘酒が、他と比べて圧倒的においしかったため、玄米で甘酒を作ることに決めたそう。甘酒といえば白米のイメージがあるため、差別化の意味も兼ねています。

玄米甘酒ならではの特徴

玄米甘酒は、白米の甘酒にはない香ばしい旨味が特徴。玄米に多く含まれているタンパク質は、発酵によりアミノ酸に変質します。そのためアミノ酸が豊富なので、旨味やコクを強く感じるのです。必須アミノ酸が全て入っているほか、食物繊維などの栄養価も白米と比較すると多いです。玄米がもともと持つ栄養が、発酵された状態で体に摂取されることによる影響を美容と紐づけることが可能であれば、美容にも良いと言えます。山燕庵の甘酒を製造しているヤマト醤油味噌の研究によると、甘酒を飲むことで29名中10名が便秘の改善、皮膚の状況では、男女ともに真皮厚みの増加傾向と真皮輝度の増加が認められました。

おすすめレシピ

そのままでももちろん、毎日飲むコーヒーや紅茶、緑茶やハーブティーにノンアルコールの玄米甘酒をプラスしてみてください。お砂糖の代わりに飲み物やお料理にお使いいただくと、自然な甘みとコクがプラスされて一段と美味しくなります。杉原さんのイチオシは、夏はトマトジュース割り、冬はホットミルク割りだそうです!ぜひお試しください。

 

毎日の食事がもっと楽しく

最高品質のコシヒカリ『コシヒカリアモーレ』と、クリーミーな舌触りと優しい甘みが特徴の『玄米がユメヲミタ』。山燕庵のこだわりがたっぷり込められた美味しいお米と玄米甘酒で、美味しく楽しいお食事をお楽しみください。

 

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